オムロンは2016年7月13日に温度や湿度、光、音など7種類の環境情報を取得できる無線センサー「環境センサー」を法人向けに販売すると発表したのでご紹介したいと思います。
目には見えない環境情報を可視化
環境センサーは温度、湿度、気圧、照度、紫外線、音圧、加速度の7種類の環境情報を取得できます。さらに、無線通信機能も搭載しており、設置するだけで周囲の環境情報をリアルタイムで収集できます。無線で接続したネットワークを介して環境情報をデータで送信し、スマートフォンなどで遠隔管理も可能。また設定した値を超えた際にだけユーザに通知できるほか、内蔵メモリにデータを格納することで通信が確立していない場合でも情報の欠損を防止できるとのこと。また、オムロンは「環境センサー」の発売に伴い、企業のIoT市場への参入支援を目的にニフティと連携しました。ニフティの協力のもと、環境センサーで取得した情報や、温度と湿度をベースに計算された「不快指数」と「熱中症指数」の閲覧を可能とするスマートフォンアプリをリリースするそうです。
様々な場で活躍
今回は法人向けに発売されましたが、個人にも需要はあると思うので、個人向けの発売にも期待したいところです。快適なオフィスを保つことで仕事効率が向上したり、熱中症アラートで熱中症予防をしたり使い方は様々なので上手く活用したいですね。
[参考サイト]
OMRON